eccomp2025
進化計算コンペティションは、進化計算の実応用と産学交流を促進するために、2017年に始まった最適化コンペティションです。今回は、誘導モータを自動で設計する問題を出題します。実数変数と整数変数の混合問題で、限られた評価回数で最も効率の良いモータを設計することを競います。
お知らせ
| チーム | スコア | 順位 |
|---|---|---|
| rin | 2289.03072 | 1 |
| AIT_Challenge_2025 | 2303.51172 | 2 |
| jpnsec | 2322.17777 | 3 |
| satori | 2505.72213 | 4 |
| yasuyy | 2517.11498 | 5 |
| h-msi | 2812.34996 | 6 |
| tomohide | 3097.60272 | 7 |
| tomtkg | 3177.46878 | 8 |
| kushida | 3394.54063 | 9 |
| XUYuefeng | 3501.85388 | 10 |
| SoraY677 | N/A | 11 |
| GinCN | N/A | 12 |
| SichenTao | N/A | 13 |
| TanakaKazuki | N/A | 14 |
| tharada | N/A | 15 |
| Kobakei0143 | N/A | 16 |
| MIT | N/A | 17 |
| mogami | N/A | 18 |
| koki.kimura | N/A | 19 |
| チーム | スコア | 順位 |
|---|---|---|
| h-msi | 2747.50291 | 1 |
| rin | 2682.04039 | 2 |
| kushida | 2507.51458 | 3 |
| satori | 2410.78461 | 4 |
| tharada | 2176.10178 | 5 |
| SichenTao | 2001.47671 | 6 |
| yasuyy | 1883.20891 | 7 |
| AIT_Challenge_2025 | 1629.84097 | 8 |
| jpnsec | 1521.03842 | 9 |
| XUYuefeng | 913.46835 | 10 |
| tomtkg | 511.98244 | 11 |
| gilreyme | 0 | 12 |
| TanakaKazuki | 0 | 13 |
| SoraY677 | 0 | 14 |
今回のコンペティションは、工学設計問題を題材にした出題です。世界中で広く使われているモータの1つである「誘導モータ」の最適設計を行います。誘導モータとは、交流で動作するモータで、三相交流を加えると回転してくれるので、様々な用途に使われています。
誘導モータは広く使われている分、より高効率な設計が求められています。そして、色々な製品で使われるので、利用する製品に合わせて設計を変えなければいけません。特に大型誘導モータは、鉄道や工場内の産業用機器で使われるので特注品も多く、お客さんの仕様に合わせて性能の良いモータをいかに素早く提示できるかが、製品受注に直結します。
そこで今回は、誘導モータを、できるだけ少ない評価回数で、出来るだけ高効率に設計する問題を出題いたします。問題としての難しさは、モータの各部の寸法(連続値)だけでなく、コイルの数など、整数の設計対象も多い、「実数・整数混合問題」であることです。さらに、ある整数変数に応じて他の整数変数や連続変数の適切な値が大きく変化してしまう「変数間依存性の強い」問題でもあります。どちらも進化計算から見ると扱いにくい問題ですが、このような実設計問題を、最適化計算を用いていかに早く解けるかを競って頂きます。
進化計算学会2025年は、さくらインターネット株式会社にサーバーリソースをご提供頂き、運営しております。
| イベント | 日時 | アナウンス |
|---|---|---|
| Webサイト公開 | 2025年09月17日(水)18:00 | 本ページ |
| チュートリアル公開 | 2025年09月17日(水)18:00 | こちら |
| 競技開始 | 2025年10月18日(土)12:00 | 本ページ、進化計算学会ML |
| 競技終了 | 2025年12月13日(土)23:59 | 本ページ |
| ポスター提出 | 2025年12月17日(水) | フォームから |
| 結果発表 | 2025年12月20日(土)午前 | 進化計算シンポジウム2025 (現地・オンラインのハイブリッド開催) |
状況はコンペのページとDiscordにて随時アナウンスさせていただきます。参加をご検討されている皆様はご登録いただけますと幸いです。
Discord登録URL: https://discord.gg/KzdtMUubrU
どなたでも無料で参加できます。下記の手順でご参加ください。
コンペティションは単目的部門と多目的部門に別れており、参加者はいずれか一方または両方の部門に参加することができます。各部門にはぞれぞれ一つの競技からなり、参加した部門の競技に解を送信する必要があります。
1人で参加することも、複数人が1チームとして参加することもできます。1チームの人数に制限はありません。チームで参加する場合は、代表者1人がアカウントを作成し、参加登録フォームを記入してください。1人の参加者が複数のチームに所属することはできません。ただしスーパーバイザーは禁止事項に違反しない範囲で複数のチームにアドバイスできます。Q&Aもご覧ください。
また、OptHubのDiscordサーバーにて、質問やトラブルの対応等を行なっております。コンペに参加される方は、ぜひDiscordサーバーも合わせてご参加ください。
以下に違反した場合は失格となります。
| 時間 | 内容 | 発表者 |
|---|---|---|
| 09:00--09:10 | 開催趣旨の説明 | 谷垣 勇輝(大阪工業大学) |
| 09:10--09:30 | コンペ問題の説明 | 佐藤 孝洋(室蘭工業大学) |
| 09:30--10:00 | オンライン参加者発表(3分/人) | オンライン参加者 |
| 10:00--11:00 | ポスター発表/オンライン質疑 | 参加者/オンライン参加者 |
| 11:00--11:20 | 休憩 | |
| 11:20--11:40 | 表彰 | 下斗米 貴之(株式会社ヘッドウォータース) |
| 11:40--12:00 | ディスカッション | 谷垣 勇輝(大阪工業大学) |
※参加者の発表はポスター形式とします。A0サイズのポスターボードに掲載し、単目的部門・多目的部門同時に60分のポスターセッションにてご発表いただきます(両部門に参加する方のポスターは1枚でも2枚でも構いません)。
※オンライン参加者は、提出したポスターを使って一人3分のショートトークをお願いいたします。ポスターセッションではWEB会議を使用して質疑が可能です。
単目的部門と多目的部門のそれぞれにおいて、以下のチームを表彰します。
スコア賞と産業応用特別賞は重複して授賞することができます。単目的部門と多目的部門の賞は重複して授賞することができます。
受賞者には進化計算学会から表彰がございます。ただし、表彰対象となるためにはシンポジウム期間中の12/20(土)にプレゼンテーションを実施することが必要です。現地参加しない場合も、オンラインでプレゼンテーションすれば表彰対象となります。
single-objectiveの問題を解いてください。単目的部門の目的関数は問題説明にある「質量」を目的関数値として計算されます。また、複数の不等式制約が課されています。各競技の詳細な説明は、競技タブからご覧ください。
multi-objectiveの問題を解いてください。問題説明にある「質量」を一番目の目的関数、「効率」を二番目の目的関数としています。また、単目的部門と同様に複数の不等式制約が課されています。各問題内の順位はHypervolumeが大きい順番になります。各競技の詳細な説明は、競技タブからご覧ください。
多目的問題では、二つの目的関数に対して、 、 という制約が課されています。これらの範囲外の解は制約違反となりハイパーボリュームに寄与しないので注意してください。
各部門の本番問題、練習問題では、設計条件(環境変数)を下記のように設定しています。
本番問題では、単目的部門と多目的部門で設計条件が大きく異なるので注意してください。
| 種別 | 部門 | 設計出力 [kW] | 入力電圧 [V] | 入力電圧周波数 [Hz] | 定格回転数 [rpm] | 極数 [-] | 最大評価回数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 本番 | 単目的 | 2000 | 3000 | 60 | 1800 | 4 | 10000 | 超大型の工場用誘導モータ |
| 本番 | 多目的 | 195 | 1100 | 100 | 3000 | 4 | 10000 | 鉄道在来線用の誘導モータ |
| 練習 | 単目的 | 15 | 200 | 50 | 1500 | 4 | 100000 | |
| 練習 | 多目的 | 15 | 200 | 50 | 1500 | 4 | 100000 |
A. どんな方法で解いても構いません。人手でいくつか解を送って様子をみたり、応答曲面を構築したり、途中でソルバーを打ち切って再スタートすることもできます。ホワイトボックスな関数については、ご自身でプログラムを組んで好きなだけ評価しても構いません。要するに、禁止事項に抵触しない限りは何でもアリです。もし判断に迷うことがあれば、お問合せ先までご質問ください。
A. 今年のコンペは一定の評価回数で競うため、一度送信したデータを取り消すことはできません。チュートリアル問題で十分にテストしてから本番の問題を解くようにしてください。
A. 一度送信したデータはサーバに記録されており、opt show trials -dやopt downloadコマンドで取得できます。しかし、ソルバーを同じ状態から再開するためには、ソルバーの状態変数や乱数種なども復元する必要があるはずです。これらはご自身で定期的にファイルに保存するなどして、突然のトラブルに備えてください。
A. 参加できます。幹事長以外の委員は、問題を解くうえで有利になるようなインサイダー情報は知ることができません。そのため、運営に関わる教員やその学生であっても、一般参加者と同じ公平な条件で参加できます。
A. 「スーパーバイザー」の立場で参加できます。教員に限らず、どなたでもスーパーバイザーになることができます。スーパーバイザーは、あるチームで知りえた非公開情報(使っている最適化手法やその解データなど)を他のチームに教えてはいけません。アドバイスの内容は、個々のチームが知りえた情報だけから分かることに限定してください。
A. 競技期間終了後に削除できます。お問合せ先までご連絡ください。
進化計算学会 実世界ベンチマーク問題分科会
sig-rbp@googlegroups.com
問題作成委員:
主催者
jpnsec
ID
eccomp2025